【英語脳の作り方　シュリーマンに学ぶアウトプット方法】

皆様こんにちは！
冬月智子です。

英語はまずインプットから。

赤ちゃんが言葉を覚えるのに、
まずお母さんの言葉をじっと聞く時間があるのとまったく同じです。

ある程度英語をインプットできましたら、
どんどんアウトプットをしていきましょう。

インプット→　アウトプット→　インプット→　アウトプット

と、スパイラル的に繰り返すことによって、
どんどんあなたの使える英会話力が広がります。

【3段論法を使いまわす】

さて、本日は効果的なアウトプットとは？
というテーマでお伝えいたしますね。

結論からお伝えしますと、
【英語3行日記をできるだけ毎日続けることです。】

なぜ、3行なのか？
ということですが、

①まず、自分の言いたいことを一文で表します。

（T： thought 　あなたの考えや思いを表します。）
➁そして、次になぜ、あなたがそう思ったのか？という理由を一文で表します。
（R ：reason 理由をくっつけます。）
③最後に結論を表す一文をくっつけて、3行日記のまとめにします。
　(S： summary まとめの一文です。）

日本語ですと、
～～～だから、
私は～～～と思った。
だから～～～～した。

という文の組み立てが普通なのですが、
英語は日本語の文の組み立てとは全くことなります。
というより逆ですね。

英語では始めに結論ありき。

私はこう思います。
なぜならば～～～だからです。
だから、～～～～しました。

このように結論を先に組み立てる文を作る練習が必要です。
日本語的な統語は捨て去ることが必要ですね。

【例文】

I think this book is so interesting. (thought)　私はこの本が面白いと思います。
because I like this book’s point of view. (reason)　なぜなら、この本の視点が好きだからです。
So I want to tell my friends about this idea written. (summary)　だから、私の友達にこの本に書かれたアイデアを伝えたいです。

この3段論法ができあがりましたら、
これを何回も発音して、
頭に入れてしまいます。

これはお風呂の中でもいいですし、
リラックスしながら覚えることをおすすめします。

ポイントは
「自分の思いをサッと言えるようになること」
です。

思いを言えたら、
理由もくっついて言うことができる。

最後に「だから～～～です。」

というように文をつなげることができれば、
会話ができるようになります。

普段英会話できる相手がいれば、
会話すればOKなのですが、
なかなかそういうわけにはいかない、というのが現状ですので、
一人トレーニングが有効です。

一人トレーニングはこの３文を作成して、
何度も発音して、
覚えてしまいましょう。

これを毎日繰り返すことによって、
次第に、英語回路が頭にできあがっていきます。

3文の英文を覚えることを
一か月、二か月、三か月と続けますと、
とても効果的です。

普通に、
自分の思いを英文でサッと表現できるようになっているあなたに気が付くでしょう。

もし、うまく英語作文ができないよ、
というときは、
どんどん翻訳アプリを使っていきましょう。

「Google 翻訳」など、スマートフォンにインストールしてしまうと使いやすいですね。

シュリーマンの語学マスター法

ドイツの考古学者で、語学の学習に才能をしめしたシュリーマンをご存じですか？
彼はギリシャ神話に登場する伝説の都市トロイアを発掘したことで有名です。

彼は下の語学学習法で10か国以上を習得した、と言われています。

1. 非常に多く音読する。しかし、決して翻訳しない。
2. 毎日１時間を勉強に使う。
3. 常に興味ある対象について、学んでいる言語で作文する。
4. 書いた作文を教師の指導によって訂正する。
5. 訂正してもらった作文を暗記して、次のレッスンのときに暗誦する。
6. 日曜日には教会に行って外国語の説教を聞き、その一語一語を低く口まねする。

ポイントは
・外国語を音読して、（インプット）
・作文して、（アウトプット）
・暗唱する（インストール）

この3点です。
私のTRSメソッドの3文作文トレーニングは、彼の方法と基本は変わりません。

ぜひ、チャレンジしてくださいね。