What a wonderful soul food, curry and ramen! (素晴らしいソウルフード、カレーとラーメン)
Curry and ramen are soul food for Japanese.
Today, I introduce the Japanese food culture about them.
(日本人にとって、カレーとラーメンは国民食ですね。今日は日本の食文化について、お伝えします。)
カレーといえばすっかり日本人にとって定番のメニュ―ですが、その歴史をひも解くと、意外と浅く、明治時代以降に日本に広まりました。
皆さんご存知の通り、カレーはインドが発祥の地ですが、インドから直接日本に入ってきたわけでなく、イギリスを経由して日本に入ってきました。
カレーについての最も古い文献を残しているのは一万円札の顔になっている福沢諭吉ですが、curryに「コルリ」という発音をあてたそうですが・・・・かなり違いますね・・・・。
カレーの作り方が紹介されたのは明治5年、牛肉を使ったカレーは当時の流行である、文明開化の象徴だったといえます。
値段的にも庶民にとっては高く、スパイスも手に入りにくいことから、当初は高級料理であったことが伺えます。
明治9年、”Boys be ambitious!”という名言を残したクラーク博士が来日し、札幌農学校(北海道大学の前身)が開学。
一日おきの「ライスカレー」が寮の食事として提供されたそうです。それではさすがに飽きがきてしまうのでは・・・・と突っ込みたくなります。
庶民のなかにだんだんとカレーが広まっていったのは明治30年代。
洋食屋が生活のなかに浸透していったころです。
また、国産のカレー粉も生産されるようになり、庶民にとって手に入れやすくなった、ということが要因にあげられます。
それ以降カレーはどんどん日本風にアレンジ。
カレー南蛮
チキンカレー
ポークカレー
スープカレー
カレーパン
カレーうどん などなど
そして今では「ご当地カレー」と称して、地域の特産物を食材に採用された、多種多様のレトルトカレーが今では発売されています。
‥‥とある店でレトルトカレーが販売されてました!とても多くの種類に驚きます!
観光地ではそれぞれの特徴をうたったカレーがあり、
横須賀海軍カレー
広島かきカレー
越前イカカレー
などなど地域によって特色あるカレーが販売されてます。
洋食だったカレー文化はすっかり日本文化に溶け込んでいます。
我が家でも、小学生の娘が「カレーが食べたい」と、リクエストを。
早速作ってみました。
私はいつもトマトを入れて爽やかな酸味をプラスします。
ちょっと具が多めがポイントです。
さて、もう一つの国民食はラーメン。
ラーメンはchainese noodleともいいますが、じつはそのままramenと訳すことができ、こちらのほうがポピュラーな言い方ですね。
ラーメンは江戸時代末に中国より伝来し、水戸光圀公が食された、とされてますが・・・、実際のところラーメンというよりそばに似ていたもののようです。
カレーと同じく日本に導入されたのは、明治時代中頃。
港がある横浜で「南京そば」屋台が開業したのをきっかけに大正時代に定着していきます。
昭和になって中華料理屋でギョーザ、シューマイとともにラーメンが一般的に広まりました。
ラーメンはカレーと同様、様々なアレンジが加えられ、日本人が好む味に発展していったと考えられます。
戦後になり、ラーメンはますます多様化していきます。
札幌ラーメン
函館ラーメン
仙台ラーメン
山形冷やしラーメン など
変わり種として
東京油そば
横浜サンマーメン
実に多種多様ですね!
日本人のすごさは外来の文化を様々にアレンジして自国の文化として取り入れてしまうところです。
すっかり日本文化として定着したラーメン。
ご当地ラーメンの一つとして栃木県の「佐野ラーメン」を紹介します!
佐野ラーメンは「青竹手打ち縮れ麺」が売り。
すっきりとした鶏ガラ、豚ガラなどのだしにはしょうゆ味がよく合います。
まっすぐでない、縮れた麺にはしっかりとスープの味がからみつき、さっぱりとしながらも風味豊かな味わいが魅力。
お昼にはラーメン。いいですね!
さて、今日のひとこと。
Japanese people took in foreign cultures,
(日本人は外国文化を取り入れ、)
and they developed as Japanese culture.
(日本文化として発展させた。)
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